高麗人参(朝鮮人参)とは|成分・種類・取り入れる際の注意点

高麗人参(朝鮮人参)とは|成分・種類・取り入れる際の注意点

高麗人参(朝鮮人参)は、ウコギ科の多年草の根を指す呼び名で、加工方法によって水参・白参・紅参という3つの種類に分かれます。代表的な成分としてジンセノサイドと呼ばれるサポニンの一種が含まれ、栽培には数年単位の年月がかかる作物です。

「高麗人参ってそもそも何?」「朝鮮人参とはどう違うの?」——そうした疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、両者は呼び方が違うだけで、植物としては同じものです。本記事では、高麗人参の植物としての特徴、種類ごとの違い、含まれる成分、そして取り入れる際に知っておきたい注意点を、当店の視点から整理してお伝えします。

当店ではロイヤルハニーの原材料のひとつとして高麗人参の情報をお伝えしていますが、この記事では医薬品的な働きを断定するものではなく、あくまで植物としての事実や伝統的な位置づけをご紹介するものです。

高麗人参(朝鮮人参)とはどんな植物か

高麗人参は、ウコギ科トチバニンジン属に分類される多年草です。学術的にはPanax ginsengという名前がつけられており、この「Panax」はギリシャ語で「万能」を意味する言葉に由来すると言われています。日本では「朝鮮人参」「オタネニンジン」といった呼び名でも知られており、いずれも同じ植物を指す言葉です。

根の部分が主に用いられ、地上部の茎や葉ではなく、土の中で育つ根に代表的な成分が蓄えられていきます。見た目は人の手足のように枝分かれした独特の形をしており、この形が「人参(にんじん)」という名前の由来になったとも言われています。私たちが普段の食卓で目にするオレンジ色のニンジン(セリ科)とは全く別の植物ですので、混同しないようにしましょう。

主産地と栽培にかかる年月

高麗人参の主な産地は、朝鮮半島(韓国・北朝鮮)と中国東北部です。日本国内でも長野県や福島県、島根県などの一部地域で栽培されており、寒暖差のある気候と水はけのよい土壌が栽培に適していると言われています。

高麗人参の栽培で特徴的なのは、収穫までに長い年月を要する点です。一般的に種をまいてから収穫までに4〜6年程度かかるとされ、同じ畑で連作すると生育が悪くなることが知られているため、一度収穫した土地は長期間休ませる必要があります。このように手間と時間のかかる作物であることが、高麗人参が古くから貴重なものとして扱われてきた理由のひとつです。栽培年数は根の大きさや呼び方にも関わっており、6年育てたものは「6年根」と呼ばれ、流通する高麗人参の中でも代表的な規格のひとつとされています。

水参・白参・紅参|加工方法による違い

高麗人参は、収穫後の加工方法によって主に3つの種類に分けられます。それぞれ見た目や保存性が異なりますので、順番に見ていきましょう。

水参(すいじん)

水参は、収穫したばかりの生の状態の高麗人参を指します。水分量が多く新鮮ですが、その分傷みやすく日持ちがしないため、流通する範囲は収穫地の近隣が中心になります。

白参(はくじん)

白参は、水参の皮を剥いて乾燥させたものです。加熱をしない工程で作られるため、比較的白っぽい色合いに仕上がります。乾燥させることで保存性が高まり、水参よりも流通させやすくなります。

紅参(こうじん)

紅参は、皮をむかずに蒸すなどの加熱工程を経てから乾燥させたものです。加熱によって赤みを帯びた色に変化することから「紅参」と呼ばれます。日本国内で健康食品やお茶として流通している高麗人参の多くは、この紅参を加工したものです。蒸すという工程を経ることで、生の水参とは異なる成分の構成に変化することが知られています。

代表的な成分「ジンセノサイド」とは

高麗人参に含まれる代表的な成分として知られているのが「ジンセノサイド」です。これはサポニンの一種で、高麗人参をはじめとするトチバニンジン属の植物に特有の成分として研究の対象になってきました。ジンセノサイドには複数のタイプがあり、その種類や含有量は栽培年数や加工方法(水参・白参・紅参のどれであるか)によって異なるとされています。

このほか、高麗人参には多糖類やアミノ酸、ビタミン類なども含まれています。ただし、含まれている成分の種類をお伝えすることと、それが体にどのような働きをもたらすかを断定することは別の話です。当店では、成分が含まれているという事実の範囲を超えて、医薬品的な働きを保証するような説明は行っておりません。

伝統的な用いられ方と日本での流通形態

高麗人参は、中国や朝鮮半島において数千年にわたって伝統的に用いられてきた植物のひとつと言われています。古い時代の書物にもその名が記録されており、東アジアの伝統的な養生の考え方の中で、長く親しまれてきた存在です。日本には奈良時代から平安時代にかけて伝わったとされ、江戸時代には幕府が国内での栽培を奨励したという記録も残っています。

現在、日本国内で流通している高麗人参は、乾燥させたスライス状のもの、煮出して飲む高麗人参茶、エキスとして抽出した液体タイプ、粉末やカプセルに加工された健康食品など、さまざまな形態があります。ロイヤルハニーのように、他の素材と組み合わせて配合されている健康食品も見られます。どの形態を選ぶ場合も、まずは原材料表示を確認し、どのような加工がされているものかを把握した上で取り入れることをおすすめします。

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取り入れる際の注意点

高麗人参を日常に取り入れる際には、いくつか知っておきたい点があります。

まず、血液をサラサラにする薬(抗凝固薬・抗血小板薬など)を服用している方は、高麗人参との組み合わせについて相互作用が指摘されることがあるため、自己判断で取り入れず、必ず医師や薬剤師に相談してください。持病があり通院中の方、日常的に薬を服用している方も同様です。

妊娠中・授乳中の方についても、安全性が十分に確立されているとは言えないため、取り入れる前に医師に相談することをおすすめします。子どもへの使用についても、大人と同じ感覚で取り入れるのではなく、事前に医師に相談した上で判断してください。

また、体質は人それぞれ異なります。取り入れてみて体に合わないと感じた場合は、すぐに使用を中止し、必要に応じて医療機関を受診してください。高麗人参は古くから親しまれてきた植物ですが、誰にでも同じように合うとは限りません。ご自身の体調と相談しながら、無理のない範囲で取り入れることが大切です。

なお、当店で取り扱うロイヤルハニーにも、高麗人参が配合素材のひとつとして使われています。原材料の詳細については、下記の記事もあわせてご覧ください。

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よくある質問

高麗人参と朝鮮人参は違う植物ですか?

いいえ、同じ植物を指す別の呼び名です。学術的にはPanax ginsengという同一の植物であり、呼び方の違いは地域や慣習によるものです。

水参・白参・紅参はどれを選べばよいですか?

どれを選ぶべきかは、用途や好みによって異なります。生の状態に近いものを求める場合は水参、乾燥させて保存性を高めたものであれば白参、日本国内で広く流通している加工形態を求める場合は紅参が選択肢になります。まずは原材料表示を確認し、ご自身の使い方に合った形態を選ぶとよいでしょう。

高麗人参はどのくらいの量を取り入れればよいですか?

製品によって想定されている量は異なりますので、パッケージや商品説明に記載されている量を確認し、その範囲内で取り入れることをおすすめします。持病がある方や服薬中の方は、量にかかわらず事前に医師に相談してください。

子どもや高齢の家族が取り入れても問題ないですか?

子どもへの使用については、大人と同じ判断基準を当てはめず、事前に医師に相談することをおすすめします。高齢の方についても、持病や服薬状況によって注意すべき点が異なりますので、かかりつけ医に確認した上で判断してください。

まとめ

高麗人参(朝鮮人参)は、ウコギ科の植物の根を加工した、東アジアで長く親しまれてきた伝統的な素材です。水参・白参・紅参という加工方法の違いや、ジンセノサイドという代表的な成分、栽培に数年を要する点など、植物としての背景を知ることで選ぶ際の判断材料が増えます。取り入れる際は、服薬中の方や妊娠中・授乳中の方は必ず医師に相談し、ご自身の体調に合わせて無理のない範囲で活用してください。当店は2013年の開業以来、マレーシアのETUMAX社と直接取引を行う個人輸入代行店として、高麗人参を配合素材のひとつとするロイヤルハニーなどをお届けしています。気になる方は下記もあわせてご確認ください。

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