ロイヤルハニーに関する行政の注意喚起まとめ|医薬品成分(タダラフィル)検出報告と確認すべきこと

ロイヤルハニーに関する行政の注意喚起まとめ|医薬品成分(タダラフィル)検出報告と確認すべきこと

ロイヤルハニーという名前で検索すると、行政機関による注意喚起のページが表示されます。販売に携わる店舗として、この事実を曖昧にせず、発表されている内容をそのままお伝えすることが誠実な対応だと考え、本記事にまとめました。店長のモーリーです。

先に要点をお伝えします。国内外の行政機関から、「Royal Honey VIP」という名称の製品について、医薬品成分タダラフィルが検出されたという報告が繰り返し公表されています。タダラフィルは医師の管理下で用いられるべき医薬品成分であり、健康食品に含まれていてよいものではありません。

本記事では、行政発表の内容を時系列で整理したうえで、なぜこれが問題になるのか、そして読者ご自身が一次情報にたどり着くための手順までを説明します。特定の製品を推奨するための記事ではありません。判断の材料をそろえていただくための記事です。

行政機関による発表(時系列)

以下は、公表資料で確認できた内容です。当店の解釈を加えず、発表された事実のみを記載します。

2022年3月|福岡県

福岡県が、インターネット販売業者14社から試買した男性向けをうたう製品の検査結果を公表しました。この中の「Royal Honey VIP」から、医薬品成分タダラフィルが検出されたと発表されています。

2023年5月|千葉県・消費者庁リコール情報サイト

千葉県衛生研究所がインターネットで試買した「ロイヤルハニーVIP」を分析した結果、タダラフィルが検出されました。この件は消費者庁のリコール情報サイトにも掲載されています。

2024年8月|東京都

東京都が、タダラフィルを含む製品について注意喚起を発表しました。この発表では、当該製品を摂取した男性に頭痛等の症状が出たという健康被害の疑い事例が1件報告されています。

2024年9月|高槻市

高槻市が「Royal Honey VIP」について、医薬品成分を含有する製品の発見として発表を行いました。

米国FDA

米国食品医薬品局(FDA)も、「Royal Honey VIP」等の製品について、表示されていない医薬品成分を含むとして公示を行っています。海外でも同種の指摘が続いている、ということです。

これらに共通するのは、いずれも流通している現物を買い上げて分析した結果だという点です。机上の推測ではなく、実際に市場に出回っていた品を検査して成分が検出された、という報告になります。

タダラフィルという成分と、なぜ問題になるのか

タダラフィルは、医療用医薬品の有効成分として国内で承認されている成分です(販売名の一例:シアリス錠)。医師が体質・持病・併用薬を確認したうえで処方するものであり、本来、食品に含まれていてよい成分ではありません。

問題は、含まれていること自体に加えて、含まれていると表示されていないことにあります。表示がなければ、購入する側は自分が何を口にしているのかを知りようがありません。持病の有無や飲み合わせを確かめる機会そのものが失われてしまいます。

とりわけ注意が必要なのは、狭心症などで硝酸剤(ニトログリセリン等)を使用している方が、知らずに摂取した場合です。この組み合わせでは急激な血圧低下を起こすおそれがあり、心疾患のある方では重篤な事態につながる可能性が指摘されています。

天然ハチミツをベースにした健康食品だと認識して口にするからこそ、危険が見えにくくなります。医薬品であれば当然行われるはずの確認が、まるごと抜け落ちてしまうためです。

「無承認無許可医薬品」という枠組み

日本では、医薬品成分を含む製品は、承認を受けたうえで医薬品として流通しなければなりません。健康食品の形をとりながら医薬品成分を含む製品は、医薬品医療機器等法(薬機法)上の「無承認無許可医薬品」として扱われます。

都道府県や保健所が試買調査を行い、成分が検出された場合にそれを公表しているのは、この枠組みに基づく監視活動です。国立健康・栄養研究所が運営する「健康食品」の安全性・有効性情報(HFNet)には、こうした自治体の発表が集約されており、過去の事例をまとめて確認できます。

ここで、公平にお伝えしておきたいことがあります。試買調査は、市場に出回る品の抜き取りです。名指しされていない製品について、行政が安全性を確認したという意味ではありません。発表に載っていないことと、安全であることは別だ、とお考えください。

あわせて読みたい:【2026年版】ロイヤルハニーの安全性と注意点|安心して続けるためのポイント

一次情報をご自身で確認する手順

この記事の内容も含めて、情報はご自身で確かめられる状態にしておくことをおすすめします。次の4つを押さえておけば、たいていの発表にはたどり着けます。

1. 消費者庁リコール情報サイト

食品や製品の回収・注意喚起情報が集約されています。商品名で検索すると、掲載されている案件の詳細を確認できます。

2. 国立健康・栄養研究所(HFNet)

「健康食品」に関する安全性情報のデータベースです。自治体の注意喚起が時系列で収録されており、成分名や製品名から探せます。

3. 各都道府県・市区町村の薬務担当課ページ

発表の一次資料はここにあります。福岡県、千葉県、東京都、高槻市など、発表元の自治体サイトで原文を読めます。報道や要約ではなく原文にあたるのが、いちばん確実です。

4. 米国FDAの公示ページ

海外製品については、FDAのサイトで公示を検索できます。日本語の情報より早く出ることもあります。

検索するときは、製品名だけでなく成分名を一緒に入れると絞り込みやすくなります。

購入前・購入後にできる確認と、体調に異変を感じたとき

購入前に確認できることは限られますが、ゼロではありません。販売元がどこの誰なのか、連絡先が明示されているか、商品の入手経路を説明できるか。この3点が示されていない販売者からは、購入を見送るのが無難です。

あわせて読みたい:偽造品にご注意ください(ロイヤルハニーストア)

また、ハチミツを原材料とする製品全般に共通する注意として、1歳未満の乳児には与えないでください。ボツリヌス菌による乳児ボツリヌス症のおそれがあるためです。持病のある方、服薬中の方、妊娠中・授乳中の方は、口にする前に必ず医師にご相談ください。

購入後、該当する製品の使用中に体調の異変を感じた場合は、直ちに使用を中止し、医療機関を受診してください。受診の際は、口にした製品そのものと外装を持参すると、診察の助けになります。あわせて、行政の案内に従い、最寄りの保健所への連絡もお願いします。健康被害の情報が集まることが、次の注意喚起につながります。

当店の対応と出典

当店は2013年の開業以来、マレーシアのETUMAX社と直接取引を行う個人輸入代行として営業してきました。本記事に記載した行政発表は継続して注視しており、新たな発表を確認した場合は本記事に追記します。

名指しされた製品と当店の取り扱い製品の対応関係を含め、取り扱い製品について確認されたい点がある場合は、お問い合わせページからご連絡ください。曖昧にせずお答えします。個人輸入という仕組みそのものについては、下記のページで説明しています。

あわせて読みたい:個人輸入代行について(ロイヤルハニーストア)

出典(行政発表・公的機関)

福岡県が医薬品成分(タダラフィル)を含む製品に注意喚起(国立健康・栄養研究所 HFNet)

消費者庁リコール情報サイト 商品情報詳細

東京都が、医薬品成分(タダラフィル)を含む製品に注意喚起(HFNet)

医薬品成分を含有する製品の発見のお知らせ(高槻市)

Royal Honey VIP に関する米国FDAの公示(Public Notification)

よくある質問

Q1. 発表に載っていない製品なら安心してよいのでしょうか。

A. そうとは限りません。試買調査は市場に出回る品の抜き取りであり、名指しされていないことは、行政がその製品の安全性を確認したという意味ではありません。発表の有無だけで判断せず、販売元や入手経路もあわせてご確認ください。

Q2. すでに購入して手元にあります。どうすればよいですか。

A. 発表で名指しされた製品と同一かどうかを、外装の表示と販売元でご確認ください。判断がつかない場合は使用を控え、購入した販売者、または最寄りの保健所にご相談ください。

Q3. 体調に異変が出た場合、どこに連絡すればよいですか。

A. まず使用を中止し、医療機関を受診してください。そのうえで最寄りの保健所へご連絡ください。製品と外装は捨てずに保管しておいてください。

Q4. 記事の内容が古くなることはありませんか。

A. あります。行政発表は随時追加されます。本記事は新たな発表を確認しだい追記しますが、最新の状況は本文でご紹介した一次情報でご確認ください。

まとめ

「Royal Honey VIP」という名称の製品について、福岡県、千葉県、東京都、高槻市、そして米国FDAから、医薬品成分タダラフィルの検出が繰り返し報告されています。いずれも流通品を買い上げて分析した結果であり、推測ではありません。

表示されていない医薬品成分が含まれていることの怖さは、購入する側が確認する機会を奪われる点にあります。硝酸剤を使用している方のように、飲み合わせが命に関わる場合もあります。

一方で、発表に名前が出ていないことが安全の証明にならないことも、あわせてお伝えしておきます。だからこそ、消費者庁リコール情報サイト、HFNet、自治体の薬務担当課ページ、FDAの公示という一次情報を、ご自身で確認できるようにしておいてください。

当店としては、都合の悪い発表を隠さず、確認された事実をこの記事に積み上げていきます。ご不明な点はお問い合わせください。