ローヤルゼリーとは|成分・ハチミツとの違い・取り入れ方

ローヤルゼリーとは|成分・ハチミツとの違い・取り入れ方

ローヤルゼリーは、働きバチが分泌し、女王バチだけが一生を通じて食べ続けるとされる乳白色の物質です。ハチミツとは原料も作られ方も異なり、含まれる成分や味わい、価格帯にも違いがあります。

「ローヤルゼリーとハチミツは何が違うの?」「どうやって選べばいいの?」——そうした疑問をお持ちの方に向けて、この記事ではローヤルゼリーの基礎知識と選び方、取り入れる際の注意点を整理してお伝えします。

当店ではハチミツをベースにした健康食品を扱っておりますが、この記事ではローヤルゼリーそのものについて、医薬品的な働きを断定することなく、事実を中心にご紹介します。

ローヤルゼリーとは|働きバチが分泌し女王バチだけが食べる物質

ミツバチの巣の中には、女王バチ・働きバチ・オスバチという3種類の役割があります。女王バチも働きバチも、生まれたときの遺伝的な違いはなく、幼虫の時期に何を食べて育ったかによってどちらになるかが分かれると言われています。

働きバチは、体内にある咽頭腺という器官からローヤルゼリーを分泌します。生まれたばかりの幼虫はすべてローヤルゼリーを与えられますが、働きバチになる幼虫は途中からハチミツや花粉を中心とした餌に切り替わるのに対し、女王バチになる幼虫だけは幼虫期間を通じてローヤルゼリーだけを食べ続けます。さらに女王バチは成虫になったあとも、一生涯ローヤルゼリーを食べ続けるとされています。このような成り立ちから、ローヤルゼリーは「女王バチだけの食べ物」として古くから注目されてきました。

養蜂の現場では、女王バチ用の巣房を人工的に増やし、そこにローヤルゼリーを分泌させてから数日おきに採取するという方法がとられています。1つの巣房から採れる量はごくわずかで、採取には手間と時間がかかることから、ハチミツに比べて希少性の高い産物として扱われてきました。主な産地としては、中国、台湾、日本などが知られています。

ハチミツとの違い(作られ方・成分・味・価格)

ローヤルゼリーとハチミツは、どちらもミツバチに由来するものですが、成り立ちが根本的に異なります。ハチミツは、ミツバチが花から集めた蜜を巣に持ち帰り、酵素を加えながら糖度を高めて作られるものです。一方のローヤルゼリーは、花の蜜が原料ではなく、働きバチの体内にある腺から分泌される物質です。

成分の面でも違いがあり、ハチミツは果糖とブドウ糖を主成分とする糖分中心の食品であるのに対し、ローヤルゼリーはたんぱく質やビタミン類、後述するデセン酸など、糖分以外の成分の占める割合が比較的高いという特徴があります。味わいについても、ハチミツが甘みを中心とした風味であるのに対し、ローヤルゼリーには独特の酸味や苦味があります。

また、1つの巣から採取できる量にも大きな差があります。ハチミツが比較的まとまった量を採取できるのに対し、ローヤルゼリーは女王バチ用に作られる王台と呼ばれる特別な巣房から少量ずつ採取するため手間がかかり、その分価格もハチミツに比べて高めに設定されていることが一般的です。

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ローヤルゼリーに含まれる成分

ローヤルゼリーには、たんぱく質、糖質、脂質に加えて、ビタミンB群を中心とした各種ビタミン、カルシウムやカリウムなどのミネラルが含まれています。中でもローヤルゼリーに特徴的な成分として知られているのが「デセン酸(10-ヒドロキシ-2-デセン酸)」と呼ばれる特殊な脂肪酸です。デセン酸はローヤルゼリー以外の食品にはほとんど含まれていない成分とされ、品質を示す指標のひとつとして扱われることがあります。

このほか、アミノ酸やアセチルコリンといった成分が含まれていることも知られています。ただし、これらの成分が含まれているという事実と、それが体にどのような働きをもたらすかということは切り離して考える必要があります。当店では、含有成分の紹介にとどめ、医薬品的な働きを保証する説明は行っておりません。

一般的に、採取したばかりの生のローヤルゼリーは、水分が全体の6割程度を占めるとされ、残りをたんぱく質、糖質、脂質、ビタミン・ミネラル類などが構成していると言われています。乾燥粉末に加工する際には、この水分を取り除く工程が加わるため、同じ重さで比べると乾燥タイプのほうが成分が凝縮された状態になります。

生・乾燥・錠剤・カプセル|形態の違いと選び方

ローヤルゼリーは、採取したままの生の状態のほか、乾燥粉末、錠剤、カプセルなど、さまざまな形態で販売されています。生のローヤルゼリーは水分を多く含み、採れたての風味に近いという特徴がありますが、傷みやすいため冷蔵・冷凍での管理が欠かせません。

乾燥粉末や錠剤、カプセルは、生のローヤルゼリーを加工して水分を飛ばしたもので、常温での保存がしやすく、持ち運びにも向いています。ただし加工の過程で成分が変化する可能性もあるため、購入時にはデセン酸の含有量や原材料表示を確認し、どのような加工がされているかを把握した上で選ぶとよいでしょう。生の風味を重視するか、保存のしやすさを重視するかによって、選ぶべき形態は変わってきます。

保存方法

生のローヤルゼリーは劣化しやすいため、購入後はすぐに冷蔵庫または冷凍庫で保存し、記載されている賞味期限内に使い切ることが基本です。開封後は空気に触れる機会が増えるため、しっかりと密閉し、なるべく早めに使い切るようにしましょう。

乾燥粉末や錠剤、カプセルタイプは生のものに比べて保存性が高いですが、それでも直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保管することが望ましいとされています。パッケージに記載されている保存方法の指示に従うことが、品質を保つ上で基本になります。

冷凍保存すれば、冷蔵よりも長期間品質を保ちやすくなりますが、使う分だけ小分けにして冷凍し、繰り返し解凍と冷凍を行わないようにすることが望ましいとされています。

取り入れる際の注意点

ローヤルゼリーを取り入れる際には、いくつか注意しておきたい点があります。

まず、ハチミツや蜂の子など、ハチ由来の製品にアレルギーをお持ちの方は、ローヤルゼリーに対しても反応が出る可能性があるため、取り入れを控えるか、事前に医師に相談してください。喘息やアトピー性皮膚炎の既往がある方も、体質によって反応が出やすいことが指摘されているため、特に注意が必要です。

また、1歳未満の乳児にはローヤルゼリーを与えないでください。乳児の消化機能は未発達であり、ハチに由来する製品全般について、この年齢のお子さまへの使用は避けるべきとされています。

持病があり通院中の方、日常的に薬を服用している方、妊娠中・授乳中の方についても、自己判断で取り入れるのではなく、事前に医師に相談することをおすすめします。取り入れてみて体調に変化を感じた場合は、すぐに使用を中止し、必要に応じて医療機関を受診してください。

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よくある質問

ローヤルゼリーとハチミツは同じものですか?

いいえ、別のものです。ハチミツは花の蜜をミツバチが加工したものであるのに対し、ローヤルゼリーは働きバチの体内にある腺から分泌される物質です。原料も成分も異なります。

ローヤルゼリーはどのくらいの量を取り入れればよいですか?

製品によって想定されている量が異なりますので、パッケージや商品説明に記載されている量を確認し、その範囲内で取り入れることをおすすめします。持病がある方や服薬中の方は、量にかかわらず事前に医師に相談してください。

生のローヤルゼリーと錠剤タイプ、どちらを選べばよいですか?

採れたての風味を重視するのであれば生のローヤルゼリー、保存のしやすさや持ち運びやすさを重視するのであれば錠剤やカプセルタイプが向いています。ご自身の生活スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。

子どもに与えても問題ありませんか?

1歳未満の乳児には与えないでください。1歳以上のお子さまについても、大人と同じ量を目安にするのではなく、事前に医師に相談した上で判断することをおすすめします。

まとめ

ローヤルゼリーは、働きバチが分泌し女王バチだけが食べ続けるという、ハチミツとは異なる成り立ちを持つ食品です。デセン酸をはじめとする特徴的な成分を含み、生・乾燥・錠剤・カプセルなど形態によって選び方や保存方法も変わってきます。アレルギーをお持ちの方や1歳未満の乳児は取り入れを避け、持病がある方・服薬中の方・妊娠中授乳中の方は事前に医師に相談してください。当店は2013年の開業以来、マレーシアのETUMAX社と直接取引を行う個人輸入代行店として、ハチミツをベースにした健康食品をお届けしています。取扱商品にご興味のある方は、下記もご覧ください。

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